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パクれば失業のピンチを回避できる

ITエンジニアを待ち受ける大量失業の危機 ー 東洋経済オンライン

失業のピンチの要諦は、人が増えすぎたことだ。

装置産業化することで生産性を上げるのは産業革命以来の鉄則なのだが、IT受託業は正反対に動いた。10年間で就業者(非正規雇用を含む)を1.5倍に増やしてしまったのだ。

元請けからの仕事を「口を開けて」待っているだけの下請けは、売上げを増やすために労働者を増やした。その数は10年前の1.5倍になったらしい。要は、質より量、薄利多売の大バーゲンセールになったわけ。でも、これからも同じやり方で売上げが上げられるかは疑問だ。

元請け下請け構造が破壊されつつあるIT業界では、近い未来、こんな連中がメインストリームを闊歩するに違いない。

高度なフレームワークを使いこなし、あなたの10倍以上のスピードで精度の高いプログラムを生産し続けるスーパープログラマー。条件を入力すると、プログラムを自動的に作るプログラムジェネレーター。地元のエリート大学出身で、Skypeの向こうで微笑む外国人プログラマー

残念だけど、この10年で増えたプログラマーは技術レベルを向上しないとリストラから免れられない。もう、日本語が話せても、下手なJavaが書けても、今まで通りの仕事にありつくことはできない時代が近づいている。

あなたがこの業界で生きる覚悟があるなら、目指す道はただひとつだ。スーパープログラマー路線しかない。でも激しい学習はいらない。簡単に自分をスーパープログラマー化する道がある。

それは、他人のコードを徹底的にパクること。(ただし、著作権には十分注意!)

10年前に比べるとパクリ元サイトはずいぶんと増えた。また、技術解決のための質問サイトも充実している。質の良いコードや理論にたくさん触れることで、あなた自身の技量をあげていくのだ。もう、自分でプログラムを書くのはやめよう。他人の書いたコードを集めてブロックのように組み合わせてプログラムを作り上げる。実は、あなたの回りのスーパープログラマーはそんな感じで仕事をしているのだよ。

現代のプログラマー業務はクリエイターよりプロデューサーの仕事に近い。質の高いコードを集めてきて、自分の思うような作品を組み立てる。優秀なプロデューサーになることが、現代プログラマーの必須条件なのだ。

プロ棋士羽生善治氏が言う「高速道路の先の渋滞理論」の渋滞箇所までは誰だって到達可能だ。(ただ、そこから先の獣道は知らない)とりあえずパクって渋滞箇所までつき進め。そうすれば、あなたは失業のピンチを回避できる。そして、あなたが獣道を乗り越えて、スーパープログラマーになった暁には、パクリ元にあなたの書いたプログラムを還元しよう。