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マイブック/新潮文庫

市販されている専用の日記帳は値段が高い。とても綺麗な装丁だが、なんか野暮ったいデザイン、そこはかとなく漂っている得体のしれない高級感。俺の日記に2000円とは高すぎ、、、

2013年こそは日記を書くぞと決意した。
この高尚なる俺の決意にふさわしい日記帳を探さなくてはいけない。決意だけは高尚であるが、そこに書かれる中身は、平坦でつまらない俺の日常。しかも365日も書き続ける自信はない。小学校の頃から日記が3日と続いたためしがないからだ。あまり高価な日記帳はもったいなさすぎ。

日記帳を買わずに、普通のノートに書いても構わないのだが、それではちょっと味気ない。日記帳を開くときのトキメキというか、俺は日記を書くほど高尚な人間だ的な満足感は欲しいのだ。だから、日付くらいは印刷されていると嬉しい。まあ、日記帳に印刷されているのは、日付と罫線なのだけど、、、

で、本屋の新刊コーナーをフラフラしてたら見つけたのが、本書だ。文庫本サイズの日記帳で、デザインも装丁も新潮文庫と同等。値段は、いまどき嬉しいお手頃価格の389円。よく文具屋で見かける文庫本タイプのノートが、700円近くすることを考えると、本書のリーズナブル感は王者の品格すら感じる。もちろん、速攻でゲットだ。

中身は1ページ一日。罫線は入っていない、とてもシンプルな作り。著者の欄は空白になっているので、自分の名前を入れる。ここがなんか嬉しかったりする。また、あとがきというタイトルが書かれた空白ページがある。ここは1年後につらつらと一年の振り返りを書くのだ。ちょっとだけ、文庫本の著者になった気がする小さな演出は良い感じ。

ようやく念願の日記帳を手に入れた。あとは、年が変わったら日記を書くだけだ。ただし、来年まで日記を書くモチベーションがあればの話だけど。