まっすぐな線が引ければ字はうまくなる /郄宮暉峰

一生懸命にノートを書くようになったのは進歩だ。しかし読み返すと字が汚い。岡田斗司夫氏が「あなたを天才にするスマートノート」で掲載していたサンプルと比べても決してキレイとは言えないレベル。

したがって、美しい字を書くためのノウハウを得る必要がある。しかし、ペン習字をとことん習うガッツはない。簡単で効率的なテクニックが習得したいのだ。

「まっすぐな線が引ければ字はうまくなる」は、書家の郄宮暉峰氏の書籍。タイトルも魅力的だが見返し部に書かれたコピーもいい。

自分の字に悩むあなたに
最も基本的なところから
最短距離で字をきれいにする方法を教えます

「最短距離」
素晴らしい。まっすぐな線が引ければ、最短距離で字がうまくなると解釈した。「これは読まねば」というノリで読書開始。

まずは、きれいな字の定義から

  1. まっすぐな線がきれいに引けている
  2. 一つひとつの字のバランス、文章全体のバランスがとれている
  3. そのうえで書き手の個性が表れている

3つ目はすでにクリアしていると仮定すれば、まっすぐな線が引けてバランスよく書けば良いのだ。これはもう既に美しい字を手に入れたも同然だ。

まっすぐな線は「払う」「止める」「はねる」をしっかり意識する。線を書くにあたってはペンを握った小指に力を入れて、肘の動きを意識して書くこと。スポーツでフォームが大切なように文字を書くときもフォームが大切だ。姿勢を正しく、紙と自分の位置にも注意して書くこと。

バランスは中心線にそって文字が左右対称であること、中心線にそって縦のラインが揃っていることに気をつける。また、漢字が10の割合に対して、ひらがな7割、カタカナ8割くらいの大きさで書く。

本書で書かれている要点を抜き出すと上記の2点だ。とても簡単なんだけど、出来るかどうかは普段の心がけと反復練習。これが一番難しかったりする。