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ニトロちゃん/沖田×華

わかりにくい障害だからこそ、しっかりとした対処が必要。(だと思うよ)

漫画家の沖田×華さんが幼少期の体験を書いたマンガです。

著者はLD(学習生涯)とADHD注意欠陥多動性障害)をもっています。時折見せる障害の片鱗から学校で沖田さんは、周りから変わった子として扱われます。何かに没頭すると周りが見えなくなる、臨機応変に対応することができない、興味のないことを覚えていられない、、、などの障害は周囲をいらだたせ、差別やいじめにつながっていくのです。

小中学校時代、本来は一番の見方になるべき先生に、徹底的にいじめられる主人公は可哀想で仕方ありません。思うようにコントロールできない生徒をいじめる先生は、当然のごとく悪であります。

ただ、先生側にも擁護されるべき点はあるでしょう。先生は受け持っているクラスの生徒がみな成績がよいことを求められるわけで、異質な主人公はスムーズなクラス運営にはジャマな存在であるはずです。であるなら、教育システムの中で発達障害を持つ子を早期に発見し、独自のカリキュラムを与えるべきでしょう。

筆者はこのような障害を持ちながら、現在は漫画家として活動しています。発達障害があってもと働けるし、業種によっては健常者以上の活躍だって見込めるはずです。
まずは、このような障害の社会的な認知と関心が必要なんだと思ったわけです。