究極の速読法/松崎久純

あまたある速読の本ですが、私は本書がお気に入りです。さまざまな速読本を読みましたが、本書の方法が実践しやすく、考え方も腹落ちしました。
今まで速読本は身につかなかったという方は、ダマされたつもりで一度実践していただきたい方法です。
以下はアマゾンでの書籍紹介。

★1日1冊、余裕で読める! 特別な才能や努力は一切必要ありません。
本書の速読法「リーディングハニー」は、ちょっとした工夫で誰にでも習得ができる速読法です。本書ではまず、読書の際に感じる(精神的、および肉体的な) 「苦痛」を取り除く方法を教えます。そして、イラストを駆使しながら、6つのステップでその習得法を指導します。細切れの時間を使って、1日1冊の本をラクラク読むことができるようになります。年間300冊クリアも夢ではありません。速読ができると人生が変わります。ビジネス書、参考書、新聞、雑誌、洋書など、様々なジャンルの本や文章を読むのに活用できます。忙しいビジネスパーソン必読の自己啓発書です。ちなみに、リーディングハニーとは、「速読で明るい未来をつくる人」という意味。

リーディングハニーという特異な名前がつけられていますが、方法はいたってシンプルです。

書籍ポイント

やってはいけないこと

リーディングハニーでは「一字一字はじめから読み進む」という読み方をしてはいけません。

リーディングハニーのポリシー

本を読みながら何についている本かを徐々に理解しながら読み進むという方式はNGです。まず、最初に何について書かれている本かを理解します。理解したら、そのあとは自由に一気に読みます。

思い込みにとらわれない

私たちは本を読むときにいくつかの思い込みを持っています。

  • 書かれていることは全部読まなければならない
  • 必要がない部分も全部読まなければならない
  • どの部分も時間をかけて読む

このような思い込みを捨てて本を読みます。

これを理解すれば読むのが早くなる

本を読み始める前に、その本の情報をしっかりと理解します。本の情報を理解することで本を読み進むのはとても早くなります。

  • なんの本かが理解できている
  • 各章、各節になにが書かれているか知っている
  • 話の展開
  • 自分のとって大切なポイント
  • 著者が述べるポイント
方法

以下の6つのステップで本を読み進めます。本書の方式で読むと厚い書籍でも1時間半程度で読めてしまします。200ページ程度の単行本であれば1時間程度です。

  1. プレビュー 本を読む準備
    • 所要時間は3〜5分
    • カバーを外す
    • ページ数確認
    • 著者プロフィール、前書き、後書き、解説をみる
    • 目次を見て章立てを理解する
  2. オーバービュー 全体を見渡す
    • 所要時間は10分
    • 1ページずつ始めから終わりまで見る
      • リズミカルに
      • 読まずに見る
      • ページを飛ばさない
      • 内容に見当をつける
    • もう一度繰り返す
      • 見出し、小見出し、太字に注意
      • 意識的にキーワードを拾う
      • この段階では読まない
    • 目次を見直す
  3. スキミング1 スーっと読む
    • 所要時間は10〜15分
    • 1回目のスキミング
      • 指を使って始めから終わりまで書いてあることを追う
      • キーワードの周辺、気になるところを読む
      • 読み過ぎない
      • 見出し、小見出し、太字
      • 目次を確認しながら
    • ドッグイヤー、付箋
  4. スキミング2 もう一度、スーっと読む
    • 所要時間は10〜15分
    • どのように読むかを決める
      • 質問設定型(私の知りたいととは何?)
      • 受け身型(筆者の言いたいことは何?)
    • 2回目のスキミング
      • もう一度スキミング(どのように読むかを決めたことを意識する)
  5. スピードリーディング サーっとおさらい
    • 所要時間は30〜40分
    • スピードリーディング
      • ドッグイヤー、付箋をした箇所を読む
      • 指で追う
      • ペンでチェックする
  6. レビュー ポイント臭出
    • 所要時間は10分
    • チェックした箇所だけを読み返す

で、感想など

本をもっと早く読めたら・・・という思いはズーと昔からありました。速読というと「一字一句しっかりと読む。でも、とてつもなく速くね」って印象を持っていたんです。フォトリーディングを身につけようと決心しても、なぜか勝間和代女史の顔が頭をよぎったりして「俺には無理〜」と結論づけるのでした。

でも、本書を読んで考え改めました。「速読」ではなく「略読」って考えるようにしよう!って。
小説などはストーリーを追う必要があります。この場合は、一字一句、すごい勢いで頭にインプットする必要があります。ビジネス書の場合はストーリーを追う必要はなく、自分にとって重要な箇所や使える箇所を頭にインプットすればいいのです。

重要な箇所以外は、読み飛ばしても気にしない!ということで「略読」
そういう風に考えると一気に読書時間が短縮されます。一字一句読まなければならないという思い込みが読書時間を長くしていたのです。

本書に書かれている方法は「略読」するためには最適な方法だと思います。
「あなたもいままでの10倍速く本が読める」もしっかりと(しかも何度も)読んだのですが、ここまで納得は出来ませんでした。理論や方法はほとんど同じなので神田昌典ファンのあなたは「あなたもいままでの10倍速く本が読める」で全然OKです。
要は「重要でない箇所は読み飛ばす『略読』」と納得できれば、あなたも速く読めるようになります。