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クライアントとの打ち合わせ中にノートパソコンを使うとアウト!

とりわけコンピュータの業界でありがちな風景。

クライアントとの打ち合わせで、おもむろにノートパソコンを広げる担当者がいます。コンピュータの業界の営業の場面では、頻繁に見る風景です。実は、私、こういったノートパソコン担当者を全く信用することがでません。

確かにノートパソコンを利用しながら、打ち合わせすれば、不明点などを即座に調べることができて大変に便利です。(あくまでもノートパソコン担当者にとってですが)ノートパソコンを広げている担当者本人は見れば、「わからないことでも即座に答えることができるオレって優秀!」とでも思っていて、クライアントも大満足と考えているのかもしれません。

しかし、このようなノートパソコン担当者は本当に優秀なのでしょうか。少なくとも私が見てきたノートパソコン担当者は、自己主張が強いわりにはコミュニケーション能力が足りてない方が多かった気がします。

私なりの推測ですが、、、ノートパソコンを打ち合わせに取り出すのは、自信の無さの表れではないのかと思います。クライントの話についていけなかったらどうしようとか、わからないことがバレると軽蔑されるのではないかなどの不安がノートパソコンを取り出すという行為に現れているだと思います。

そもそも、クライアントとの打ち合わせは、素手と素手との真剣勝負の場であります。お互いが持っている情報を、出したり隠したりしながら話を進めていくのです。ノートパソコンを取り出すという行為は、素手の勝負で凶器を使うのと同じ行為です。アブドラ・ザ・ブッチャーのごとく、情報優位という鋭いフォークでテリー・ファンクの腕をメッタ刺しにする姿は、まったくもって美しくないのです。

と、言うことで、打ち合わせでこちらの顔も見ずに、ノートパソコンをいじりながら話す担当者は、こっぴどく怒るか出入り禁止にしても構いません。「打ち合わせは真剣勝負の場だ!」と言ってもポカンとしているのなら、そもそもその会社はいい仕事をしませんので、即、取引を切って問題ありません。

ちなみに社内のミーティングは、積極的にノートパソコンを持って行きましょう。ミーティング中の不明点や確認事項は、どんどんググって、とっとと打ち合わせを終わらせてしまうのがベストです。

生産性を積極的に上げるべき社内ミーティングと、クライアントと積極的にコミュニケーションを取るべき打ち合わせの場を同じではないのです。もちろん、クライアントのプレゼンするときは堂々とノートパソコンを取り出して構いません。コミュニケーションを取るべきときにノートパソコンを取り出すのは論外だよね。

アイデアを創出する「思考の整理学」ノート法

「思考の整理学」は、創造的、独創的なアイデアを生み出すにはどうすればいいか、著者の外山滋比古氏の体験的手法がまとめらています。

本書で紹介されているノート法は、著者が20年以上続けている手法です。書き出した50冊以上のノートは、「わが思考、すべて、この中にあり」と思わせる内容だそうです。

著者の外山滋比古氏は、お茶の水女子大学などで教鞭をとられ、言語学を中心に数多くの著作を発表されました。著作のアイデアの元は、本書で語られているアイデア創出法にあるに違いありません。

本書から読み解けるアイデア創出のキーワードは、ノート法、寝かせる、メタ化の3つです。アイデア創出にはどのようなことが必要になるのでしょうか。

ノート法

「思考の整理学」のノート法は、手帖、ノート、メタノートの3つのノートを使います。手帖からノート、ノートからメタ・ノートへと情報を書き写しながら、アイデアを昇華させていきます。

手帖

素晴らしい思いつきは、いつどこから降って湧いてくるかわかりません。忘れてしまったら、せっかくのアイデアが無駄になります。思いついたら、すぐにメモする。これが重要です。どんなことでも気になることがあったらすぐに手帖に要点を書くのです。
手帖への記入は、次のように行います。

いちばん簡便なのは、手帖を持ち歩くことだ。普通の手帖でいい。ただ、一日ごとの欄をすべて、着想、ヒントの記入に使うのである。もちろん、日付もケイも無視する。スペースを節約しなくてはいけないから、細い字で、要点のみ簡潔に書く。一つの項が終わったら、線を引いて、区切る。一ページにかなりたくさんの思いついたことが書ける。
ついでに頭のところに通し番号を打っておくと、あとで参照に便利である。ついでに、日付も入れておくと、いつ考えたことかがはっきりする。

手帖の書き方サンプル

手帖への記入が終わったら、書き込んだ内容については、キレイさっぱり忘れてしまいます。

ノート

手帖に書きだしたことは、定期的に見なおし、おもしろいと思ったアイデアはノートに転記します。手帖に書きだしたときは、おもしろいと思ったことでも、時間が経過すると陳腐に思えてしまう。また、時間を置くことでアイデアが醗酵しはじめ、アイデアがさらに増幅することもあります。新しいアイデアや修正を含めてノートへの転記を行います。

手帖から転記するときは、1ページに1アイデアとなるように記入します。

別のノートを準備する。手帖の中でひと眠りしたアイデアで、まだ脈のあるものをこのノートに移してやる。このノートはあまりいい加減な安ものでない方がいい。わたくしは、英文日記を利用している。ケイと日付と欄外に英語のことわざがが印刷してあるだけで、手帖と同じように、いっさいを無視して、考えの温存の場とする。まずⒶには、見出しを書く。何のことか。あと手帖にあったことを箇条書きにして書き入れる。これがⒷの部分である。手帖には三つくらいの要点しかなかったものが、こうして整理しようとすると、五つにも六つにもなるというのが、寝かせている間に考えがふくらんだ証拠である。
Ⓒは、ノートに移した日付である。Ⓓは、手帖のときの番号である。Ⓔは関連のある新聞や雑誌の切り抜きなどがあれば、ここへ貼っておく。

ノートの書き方サンプル

筆者は、このノートを原稿依頼などが来た際に、参照するノートとしていました。パラパラとめくって、おもしろいと思ったものを元に原稿をおこす。利用したページは赤線などで目印を入れます。

メタ・ノート

イデアをさらに一段高いものとするために、もうひとつノートを準備します。植物は置く場所で育ち方が異なってきます。アイデアも同じようなものだと、筆者は言います。
ノートに書いたあとでも、アイデアは頭の中で変化していきます。さらにもう一度、別のノートに書き写すことによって、さらにアイデアの醗酵を進ませるのです。

まえに紹介したノートは一テーマ一ページをあてたが、このメタ・ノートは、ひとつのテーマに二ページずつあてる。見開き二ページが一つののテーマということになる。頭にテーマの題目をつけ、さらに通し番号をふることは前のノートと変わるところがない。ノートにあったことを整理して、箇条書き風に並べる。余白はあとの記入のためにゆったり残していくことがのぞましい。

メタノートの書き方サンプル

メタ・ノートはノートのアイデアをさらに抽象化をすすめて、より創造的で独創的なアイデアに昇華させるためのノートです。

ノート、メタ・ノートをより使いやすくするために、見出しの一覧をノートの先頭ページに入れておくとノートの使い勝手が向上します。

寝かせる

手帖からノート、ノートからメタ・ノートと、書き写しを進めていくと自然と時間が経過していきます。時間の経過が、アイデアを高める重要な要素と筆者は言います。

”寝かせる”のである。ここで素材と酵素の科学反応のが進行する。どんなにいい素材といかにすぐれた酵素とが揃っていても、一緒にしたらすぐにアルコールになるということはあり得ない。頭の中の醸造所で、時間をかける。あまり騒ぎ立ててもいけない。しばらく忘れるのである。”見つめるナベは煮えない”。

ノートなどにアイデアを書き終えても、新しい情報が私たちの頭の中を通過していきます。情報が頭を通過していく過程で、書きだしたアイデアが、必要な情報をどんどん取り込んでいきます。また、時間が経過しいくことで、書きだしたアイデアの不必要な情報はどんどん忘れ去られます。

新しく取り込まれる情報も、忘れ去れれる情報もすべて、自分自身の興味のあることやないことが基準となります。時間の経過とともに、どんどんアイデアが純化されていき、書き込まれたアイデアは創造的、独創的になっていくのです。

「創造的、独創的なアイデアを作り出すこと」は難しいことではありません。書き出し、そして、寝かせることで得られるアイデアは、あなた自身しか思いつかないものなのです。

発想が扱うものは、周知、陳腐なものであってさしつかえない。そういうありふれた素材と素材とが思いもかけない結合、化合をおこして、新しい思考を生み出す。発想の妙はそこにありというわけである。発想がこれほどまでに問題にされながら、その母体、ならびに作用についてほとんど考えられていないのはおかしい。発想のおもしろさは、化合物のおもしろさである。元素を創りだすわけではない

メタ化

メタ化とは、アイデアの抽象化を進めて、より純度の高いアイデアに変化させることです。

私たちが普段触れる情報は、一次情報です。「犯人が捕まった」や「株価が下がった」などがそうです。「犯人が捕まった」という一次情報から考えられる二次情報は、犯人の経歴や類似事件などです。「株価が下がった」の二次情報は、日銀総裁の発言や原油価格の下落などが考えられます。

特定の情報から、注目すべき事項のみを残して、情報の純化を進めること。これが抽象化です。抽象化するとき、何に注目するかは個性ですから、思い切ってどんどん余計な情報を捨てても構いません。二次情報から三次情報へと、さらに抽象化を進めていくと、「創造的、独創的なアイデアを作り出すこと」が可能になるのです。

情報をメタ化する手法として、要約、書く、しゃべるなどが紹介されています。

要約は情報の不要な部分を削りとってしまう方法です

第一次情報を第二次情報に変える方法として、たとえば、ダイジェスト、要約がある。詳細を省いて、要点をまとめる。これは昇華よりむしろ、圧縮というべきかもしれないが、すでに情報となっているものに、さらに人為を加えるという点では、第二次情報である。

「書く」は、文字として書き出すこと。

書き進めば進むほど、頭がすっきりしてくる。先が見えてくる。もっともおもしろいのは、あらかじめか考えても見なかったことが、書いているうちにふと浮かんでくることである。そういうことが何度も起きれば、それは自分にとって出来のよい論文になると見当をつけてもよかろう。書き出したら、あまり、立ち止まらないで、どんどん先を急ぐ。こまかい表現上のことなどでいちいちこだわり、書き損じを出したりしていると、勢いが失われてしまう。

「しゃべる」は、ことばとして口にしてみること。

調子に乗ってしゃべっていると、自分でもびっくりするようなことが口をついて出てくる。やはり声は考える力を持っている。わらわれは頭だけで考えるのではなく、しゃべってしゃべりながら、声にも考えさせるようにしなくてはならない。

このような手法を使って情報のメタ化を進めていきます。

思考の整理

思考の整理とは、情報を書き出し、寝かせることで情報の醗酵させ、メタ化でアイデアを昇華させていく。自分を通り過ぎていく様々な情報が、自分というフィルターを通って創造的、独創的なアイデアに変化していきます。

本書では、創造的、独創的なアイデアを体系的に生み出す方法を整理する方法論でレクチャーしています。メタ化を進めていく過程においては、自分というフィルターを最大限に利用して、一般論に終始しないアイデアを生み出すことが重要です。

思考の整理には、平面的で量的なまとめではなく、立体的、質的な統合を考えなくてはならない。この本で、着想の醗酵などについて、ことに詳しく考えてきたのは、この点を考えたからである。これを思考の純化と言い換えることもできる。

本書は、グライダー型人間を卒業して、飛行機型人間になることを推奨しています。
グライダー型人間とは、自分だけの力で飛び上がることができない人を指します。飛行機型人間とは自分だけの力で飛び上がることが出来るひと。コンピュータという最強のグライダーがある現代では、あなたは飛行機型人間になるしかありません、と本書は問いかけます。

Evernoteを使い続けるための心構え


使う理由を理解しよう

Evernoteを使いたいけど、どうやって使ってよいかわからない。使っては見たけど長続きしなかったという人が周りに多くいます。なぜ使えないのか、使わないのかのかを考えてみました。

どのソフトウェアにも役割があります。例えば、Wordの役割は、文章を効率よく入力して体裁が良い印刷物を作ることで、Excelの役割は、大量の数値を計算させて見やすい印刷物を作ることです。

Evernoteはソフトウェアとしての役割がどうも漠然としていています。どのように使うのかはユーザー任せです。何でもできてしまうから、何をしてよいかがハッキリとわからない。Evernoteは典型的な器用貧乏型のソフトなのです。

Evernoteの役割はなにか

Evernoteが最も得意とするのは「効率よく情報を集めること」です。まずは、この「情報を集める」という機能に絞って使い始めてみてはどうでしょう。

Evernoteが管理できる情報は、自分で記入するノートの文章だけに限りません。WEBドキュメントや紙の資料、写真、PDFドキュメントなど様々なフォーマットの情報を保存することが可能です。

Evernoteを起動すると、何か文章を書かなければと強迫観念にとらわれてしまいますが、ここはグッと我慢します。まずは、WEBドキュメントや紙の資料など第三者が作成した情報のみをEvernoteで保存しましょう。

Evernoteには「Evernote Web クリッパー」という、ウェブブラウザーで表示している画面をEvernoteに保存する機能があります。また、「Scannable」スマホ用のアプリがあります。これは紙の資料の上にスマホをかざすと資料や名刺を自動的に撮影してEvernoteに保存してくれるアプリです。この「Evernote Web クリッパー」と「Scannable」を使えば、分散したり忘却や紛失してしまいがちな身の回りの情報をEvernoteで一元管理することが可能になります。

Evernoteの目的はなにか

情報は、それ単体で有用なものはあまり多くありません。しかし、他の情報と関連付けたり、他の情報と比較したりすることで、飛躍的に有用度が向上することがあります。情報が分散してしまうと、効率よく情報の整理を行うことができません。

Evernoteを使う目的は、Evernote上に集められ情報から新しいアイデアを生み出すことです

一般的な情報管理の方法は、紙を使ったファイリングです。しかし、紙の資料は検索効率が悪く、量が増えると保管場所に困ります。紙でのファイリングはとても手軽ですが、最終的にいろいろと面倒が出てくる保存方法です。

Evernoteを使えば、資料の保存は一瞬で片付きますし、検索も一瞬で終わりますので、情報を扱うためのしきい値が大幅に下がります。しきい値が下がることで、今まで保存しなかった重要度の低い情報も気軽に保存しておくことが可能になるのです。

新しいアイデアは意外な情報との出会いから生まれることが多いようです。少しでも気になる情報があれば、保存しておくことで新しいアイデアのきっかけを作るかもしれません。EvernoteのCEOフィル・ルービンは、Evernoteを「すべてを記憶する、永久的で、信頼される“第二の脳”をつくる」と説明してまいます。あなたに代わって情報を記憶するのがEvernoteの役割りです。あなたが新しいアイデアを常に考えているのであれば、Evernoteはとても心強いツールになるはずです。

継続と一元管理が重要

Evernoteを”第二の脳”として使うために重要な事は、継続して使い続けることと、区別なくすべての情報をEvernoteで保存することです。

まずは、最低でも6ヶ月間はEvernoteを使い続けましょう。使いはじめは、頑張ってどんどん情報を保存できますが、1週間もすると飽きてしまいます。ここで諦めてはいけません。諦めずにとにかく気になる情報を保存し続けましょう。3ヶ月を過ぎた頃から「あれ!?あれはなんだっけ?」と思った時にEvernoteに問い合わせてみましょう。きっと記憶を取り戻してくれるはずです。

そして、区別なく気になる情報をEvernoteに保存しましょう。WEBの記事、メールで受け取ったPDFやオフィスドキュメント、会議で配布された紙の資料はスマホで撮影、気になったテレビのシーンもスマホで撮影、自身で書いたメモやノートもスマホで撮影しましょう。例外なくEvernoteにすべての気になる情報があることが重要です。

継続して使い、一元化管理することで得られる最大のメリットは、安心して忘れられることです。どんなに記憶力が良くても目に触れたすべてを記憶し続けることは不可能です。”第一の脳”が忘れた記憶は、Evernote上の”第二の脳”に頼ればよいのです。

何か新しいアイデアを考えるときは、より多くの情報に触れるほうが圧倒的に有利です。多くの情報から必要な情報を取り出すことが効率よく出来れば、アイデアの質や量が大きく向上するでしょう。

Evernoteはあなたの周りにある情報を、効率よく多角的に扱うためのツールです。私自身は過去何度も浮気しましたが、結局Evernoteに戻ってきました。気になる情報があったらEvernoteに保存する。この作業を繰り返し行なっているだけで、Evernoteには、あなたにとって有益な情報がどんどん保存されていくのです。

Evernoteが”第二の脳”と呼べるまで継続して使い続けること、情報はすべてEvernoteに保存することが大切です

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